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おぉ〜。でもたぶんコケるなこれ・・・w


あでもこないだ「ゆれる」を久しぶりに観た。

3回目か4回目にして、やっと兄弟二人の気持ちの移り変わりを完璧に読み取れた気がしたわ。
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身悶えした。

カッコ良すぎる。

どこまでも「リアル」を探求し続ける男。

やっぱNHKの編集はたまに神懸かってるわ。

画の質感といい、カット割りといい、カメラワークといい、天才だこれ。



以下、思い出しつつ内容を記述。

○時間

ネットインフラが発展したおかげで、人間はいつどこにいても繋がることができるようになった。

しかし、そういう即時性こそが、人間性を喪失させてしまっている。

彼が記者としてベトナムに取材に行った際、日本に電話が繋がるまで何時間も待つはめになったことがあった。

ふと顔を上げると、ヤモリが2匹、壁を這い登っていた。

オスのヤモリがメスのヤモリを追いかけている。

じっと見つめていると、メスはずっと進んでいるのではなく、ときたま後ろのオスを伺うことがあるのに気づいた。

気温の熱さによるものなのか、無心で凝視を続けていたせいなのか、時間が溶けるような感覚に襲われた。

この感覚こそ、今の人間から欠落してしまったものなのではないか。


「迂遠な時間」とでも呼ぶのか、時計としての時間ではない、そうした思索に耽るような時間を得る機会は今では極端に少なくなってしまった。

人間は思弁してこそ、その時の感覚を反芻してこそ、感情や、考えに、深みが増すのだ。







○言葉

生徒との関係に悩む高校教師たちに向けて、言葉の大切さについての講演がなされた。

主題は、言葉の質感(マチエール)について。

かつて同じように中学教諭への講演を頼まれた際、彼は、生徒に話をさせてくれと頼んだことがあった。

その学校は校長曰く「殺人以外はすべてやる」という学校であった。

生徒達を目の前にし、話を進めて行くのだが、窓の外を見たり、話を聞かないそぶりをする生徒でも、片耳をこちらに向けて聴いているのが分かる。

終了後、質問をとる事にした。

すると窓の外を見ていた生徒が手を挙げ、こう言った。

「・・・女買った事ある?」

辺見は少なからず動揺したが、後ろで立つ校長や他の教員たちも見ている中で、こう答えた。

「ある」と。

生徒が発したあの質問は、まぎれも無くマチエールであった。

この学校は、生徒の7割の家庭が生活保護を受けていた。母親が風俗で働く家庭も少なくなかったはずだ。

彼は自分の母親が買われて抱かれるという環境で育ち、だからこそあの質問をしたのだと思う。

年齢も違えばもちろん言語圏も違う、そんな関係であっても、状況をありありと映すような言葉はインタラクトの可能性を広げる。



痛みとは絶望的に共有できないものだ。

しかし想像だけが架け橋となる。


○いろいろ

やはり現代に必要なのは

誠実や愛なのだ。

しかし、そういった文句は広告が使い古してしまった。

カミュがこの世界を見たら何と言うだろう。
tortoise新譜!?の予感。

新曲っぽい動画が大量にうpされてるよ。






海外ページで唯一これだけみつかりました。4月かあ・・・http://www.billboard.com/bbcom/news/new-tortoise-album-coming-in-april-1003932126.story
「Telefon Tel Aviv の Charles Cooper が逝去 」

1月22日、おれが新譜を聴いて喜んでいたその日に亡くなっていたそうです。

エスビョルンといい、才能あるアーティストは短命なのですかね。

ショック極まりないです。

曲を聴いても、なんだか切ない気持ちっすわ・・・。



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